今年は、梅雨らしい気候が続いていおります。
渇水が心配なこの香川で、雨が降り続くのは、
本当に嬉しいことです。
さて、昨日、今日と、タイトなスケジュールの合間を縫って、
ピアノサロンに備え付けの楽譜用本棚を整理しました。
棚の整理は、何度かしていましたが、楽譜の並び方を変えたのは、
実に、10年ぶり!
何故、突然整理をする気になったのか。
実は、7月に当サロンで、映画の撮影があるので、
先日監督さんが見えたんです。
色々と、カメラマンの方と打ち合わせしながら、
ちょうど、この本棚の横にあるサロンの入り口から、
主人公の母親が入って来ると言うシーンについてあれこれ、
で、出来れば本棚は入らない様に、とかなんとか、かんとか、
カメラマンの方に言っている訳です。
館主としましては、ビミョーーーな感覚。
おぉ?なんだ?
こりは、本棚が絵的に美しく無いと言われているんじゃないのか?
ずっと、楽譜を寝かせて、積む形で置いていました。
この置き方だと、楽譜が痛まないのです。
しかし、棚をパッと見た時、どこに、どの楽譜があるのか、
わかりませんし、楽譜の底辺が煩雑に並ぶので、
はい^^;
美しくありません。
利便性からいっても、
もちろん、年代別、作曲家別に分けているとはいえ、
どさっと、まとめて本を棚から取り出しては、
さてさて、と、一冊一冊調べて見なければいけませんでしたから
なかなか、大変なものでした。
それでも、その置き方にずっと慣れていましたし、
並べ替える作業が大仕事すぎるのも手伝って。
特に不便は感じてない。。。ふりをしていました(笑)
しかし、究極の面倒くさがり屋サロン館主も、
さすがにこの、映画監督とカメラマンの入り口の前で
本棚を隠す策略を練る光景を目の当たりにして、考えた訳です。
しゃーないなぁ。
本棚を、美しく整理しようか。
サロン、ご利用くださっているお客様は、
本棚の元の姿をご存知ですが、
もしかすると、サロンにお越しのない皆さんには、
この写真の本棚、何が美しいの?
と、フツーに見えるかもしれませんね(笑)
ですが、これ、
相当、美しく整いましたの。
ですよねーー?
やっぱり、背表紙が見えると、取り出すのも便利です(笑)
どうか、この本棚も、無事撮影して貰って、
スクリーンにも映ります様に!
アーメン+